デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

続く続くよ「似非心理カウンセラー」への手紙~魑魅魍魎が跳梁跋扈~

基礎心理学の重要性はいくら言っても言い過ぎにはならないんだよね。

前から批判している「似非心理カウンセラー」は、決定的にここを知らない。

 

先日出した「ツムケン」なども、認知行動療法やフォーカシングやゲシュタルト療法などを行うらしいけど、その辺の心理療法なんてのは山ほど本が出てるから、学ぶのは結構簡単なんです。

しかしそれが一番危ない。

 

「ツムケン」が一番典型的なので例としてまた出しちゃうけど、所謂「カウンセリング」や「心理療法」は、「なりたい自分になる」ための方法ではなくて、不適応行動を修正して、社会適応できるように支援するための技術なんだよね。

ここをぼかした書き方をしてはいけない。

 

フォーカシングを使えるらしいんだけど、関西大学の池見陽先生なんかからしたら、ほんまに笑われると思うんだよね。

 

色んな技術が「使える」のはいいんだけど、臨床心理士はよって立つ自分の方法論があって、それをまず最初にホームページなどに載せてるんだね。

「なんやかんやできますよー!」ってのは結局「なんもできませんよー!」ってのと同じだよ。

ツムケンは「来談者中心療法をベースに」みたいなことを書いてんだけど、来談者中心療法って、今や全てのカウンセリングの基本姿勢だからね。

これを「ベースに」とか、わざわざ書く必要なんかないんだよね。

尤も、来談者中心療法はめちゃくちゃ難しいので、何年もやってる臨床心理士なんかでも、ほんまに苦戦してるところ。

なので、そんなことを書いちゃえる「勇気」が凄いわ。

 

本当、大学院すら出てない「心理カウンセラー」なんて、使えないよ、実際。

大学院で研究法をしっかり学ばないと。

既刊の本なんかで勉強しててもダメ。

少なくとも英語の論文を読んで、心理学研究法に則ってしっかり研究して行かないと。

こんなこと、学生でもやってるぞ。

ナツメ社の図解本で「講義」なんかしてる場合じゃない。

詐欺だよ、こんなの。

 

件の「ツムケン」は大学中退だそうで、大学院には行ってない様子。

まともな研究機関で学んでないんだよね。

 

オイラは大学院は法学研究科に行ってたんだよね。

で、そこで「刑法上の因果関係」について研究してました。

当時はドイツのロキシンって人の「客観的帰属論」ってのが出てきて、関西大学の山中敬一先生なんかが日本に紹介しだした頃で、オイラは他大学ではあったんだけど、それに注目してやってました。

 

大学院では、専門の論文を英語やらドイツ語やらで普通に読まされる。

日本での既刊本を追ってるのは、せいぜい学部一二年レベル。

大学院は、世界における最新の知見と、その研究法を教わり、研究者・講師としてひとり立ちさせる研究機関。

本当に学部とは全く違う空間なので、あの感覚や経験をしてない「自称心理カウンセラー」など、鼻で笑えちゃう感じなのです。

ってか、詐欺ですよ、実際。

 

ブログやらホームページやらで、やたらと長い説明やら、情緒に訴えてくる文章やらを見かけたら要注意。

ほぼ8割方が、似非です。

 

ほんと、本気で心理状態に悩んだら、ちゃんと臨床心理士の資格を持っている人に相談してくださいね。

切に!切に!

もしその心理士が、自分の技術では無理だ、と思ったら、しっかりした機関にリファーしますので、安心してくださいね。

この点、逆に「何でも引き受ける」みたいなスタンスの輩は似非ですから、お気を付けください。

 

この感じの記事は、くどいほど書いていくと思われますが、ほんまに大事なことなんで、勘弁してください。

ほんまに基礎心理学は大切だし、大学院にも行ってないような「心理カウンセラー」などは信じちゃダメですよ。

 

 

そんなオイラは、一気に臨床心理学を片付けております!

期限が10月31日までなので、必死です!

連日の無理がたたって、みさなんか体調を壊してしまいました・・・ううう・・・。

 

9月16日から新講座が始まりますので、また情報提供いたします!

それこそ基礎心理学からおさらいしますよ!

 

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

 

 

皆様、よい一日を!