デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

「心理学の過去は長いが歴史は短い」(by エビングハウス)

心理学は古来より、哲学の枠内で考察されていました。

その時点ではまだ「心理学」という言葉は使われていませんでしたが。

「心理学の過去は長いが歴史は短い」という言葉を残したのは、記憶研究で有名なエビングハウスです。

 

心理学の起源をたどれば、紀元前にまで遡ります。

しかし、実際に心理学が科学として独立した学問分野になったのは、ヴントがライプチヒ大学に心理学実験室を設置した1879年ということになっています。

ですので、心理学はまだまだ若い学問分野なのです。

 

現代においては、ナイサーが1967年に「認知心理学」という題名の本を出版して以来、この分野を皮切りに、一気に心理学が科学的に発展しました。

 

これらを見ても、本当に心理学とは「過去は長いが歴史は短い」学問分野だと分かります。

ですので、これから先、どのような実証研究が現れて、どのような驚きの結果が発表されるかによって、人間の「こころ」というものの認識が変わっていくのか、実に楽しみになってきます。

 

現在では、心理学、特に認知心理学の勃興と共に、脳科学の進展が急激に進んでいるので、今まで見えなかったがゆえに「行動」から推理するしかなかった「こころ」とは何かという問題が、かなりの度合いまで解明されていくものと思われます。

究極的には、「脳の不思議」に迫っていく、ということでしょう。

 

そのような心理学を臨床的に応用する、臨床心理学も、今では完全に「エビデンス」に基づく、という態度が最重視されています。

 

そのことに基づき、臨床心理学では、「科学者=実践家モデル」という姿勢が重要視されれいます。

セラピストは科学者でなくてはならないのです。

それを表すように、臨床心理士の職業分野に「調査・研究」ということが明記されています。

臨床心理士と、巷に溢れる似非心理カウンセラーとの決定的な違いが、この点なのです。

 

そしてそのような調査・研究を、独力で科学的に行えるようになるために、大学院修了の実績が必要とされるのです。

似非心理カウンセラーのように、心理療法の本だけを読んで実践してみたり、謎の組織でそこだけを学んで実践してみたりしても、正直まったく無駄なのです。

本当に、騙されないようにしてくださいね。

 

 

ということで、今回はこの辺で!

心理学についての雑学的なお話でした。

 

これから心理学の世界に入っていく我々は、自分が心理学の歴史を創っていくんだ!という気概を持って、学問に取り組んでいきたいものです!

 

 

 

 

それではまた!

 

 

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