デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

批判~似非・自称『心理カウンセラー』の悪質性(書いてることを一瞬見ただけで「インチキ」「エセ」だと理解できる程度の悪徳具合)~

「似非自称心理カウンセラー」に対する批判の記事を書いていますが、昨日のアクセス数が、トータルで3773アクセスに達しました!

皆様、どうもありがとうございました!

またいろいろと書いていきますので、ご閲覧頂けますと幸いです!

 

今回も、津村健司氏(ツムケン)の場合を例に、考察してみたいと思います。

 

まず見て頂きたいのが、以下。

津村氏が応じてきたというクライエントの属性。

津村氏のHPから引用しますので、先ずはこれを見てください。

以下、引用です。

 

************

気分障害うつ病など)で辛い。
・どうしても自傷行為がやめられない。
摂食障害で悩んでいる。
・パーソナリティ障害で生き辛い。
・不安障害(パニック障害など)で生き辛い。
・社交不安障害である。
アダルトチルドレンである。(共依存である。)
・過去や、現在、虐待を受け、心に深い傷を負った。
PTSDなど)
 
  など。

************

 

以上のように、精神疾患及び、パーソナリティ障害のクライエントに対してカウンセリングをしているようです

 

これ、実に危険極まりないことだと思います。

そこで、先ず、そもそも論を書いてみます。

遠回りになるかもですが、これを見てください。

以下、引用。

 

************

カウンセリング場所: 
大阪 梅田 
シェアスペース・会議室 
  
静かなカフェをご希望の場合 
(ご飲食費は各自負担。) 
 
女性の方は、 ご自宅はお断りさせて頂いております。 
(男性の方、カップル・ご夫婦の場合は 可能です。) 
(ご指定場所がある場合、 大阪市内外の場合は 実費交通費を頂戴いたします。) 
  
カウンセリング料金 
初回 8,000円(お試し価格)(90分) 
2回目以降  
15,000円(90分)
継続カウンセリング 
3回コース      30,000円 
5回コース      75,000円 
7回コース    105,000円
(継続カウンセリング期間中は回数制限なしの 緊急電話・メールサポートが付帯します。)

 

************

 

これが氏の「カウンセリング形態」です。

 

先ず気付くのは、まともな心理カウンセリングでは必須で、常識中の常識である「心理査定(アセスメント)」が存在しないこと

「心理査定(アセスメント)」とは、そのクライエントの全体的特徴を「見立てる」こと。医者で言うなら「診断」に当たります。

すなわち、氏の「カウンセリング」は、医者で言えば、「診断」なしに「患者」を「治療」する、ということになります。

 

氏のカウンセリング形態によれば・・・

 

************

カウンセリング料金 
初回 8,000円(お試し価格)(90分) 

************

 

と、なっています。

臨床心理士が行う「まとも」なカウンセリングでは、初回面接は「インテーク面接」といわれ、クライエントの全体的特徴を把握する作業に徹します。

そしてそのために、各種の心理検査を行います

 

例えば、各種心理尺度を用いたアセスメントや、有名な所では投影法であるロールシャッハ・テスト」。また、質問紙法である「MMPI(ミネソタ多面人格目録)」「YG性格検査」。更には、これも有名な、実のなる木を描いてもらう「バウムテスト」などを適宜組み合わせて(「テストバッテリー」といいます)、クライエントの全体的特徴を「見立て」ます。

この見立てに沿って、以後のセッションにおける方針を立て、それを実践して、クライエントの社会適応の支援をしていくのです。

 

翻って、氏のHPの記載を見ると、この、何よりも大切な「心理査定(アセスメント)」を行う、という記載が全く存在しないのです。

 

しかも、先ほど引用しましたように、

「カウンセリング料金 初回 8,000円(お試し価格)(90分)」

と、書かれています。

 

クライエントの社会適応を支援していくにあたり、最も大切なインテーク面接(初回面接)のことを「『お試し価格』(90分)」などと、非常に「軽い」ものとして扱っており、心理検査(アセスメント)を全く行わないことが見て取れます。

 

「まとも」な臨床心理士や、しかるべき機関で学んだ者なら、この時点で既に「こいつ、怪しい」と理解できるわけです。

 

その上、氏は、自己所有の相談室を設置しておらず、「カフェ」などの公共の場などでもカウンセリングを行っています

これはプライバシーが漏れる危険性があるのは勿論、心理検査ができるような状態では到底ない上に、クライエントの心理的負担を除去することなど不可能です。

 

これらの点で、オイラが言いたいことは、このような形態において、日常の些細な悩み相談程度ならまだしも(これも本当はダメなんですが、1000000歩譲って)、精神疾患のクライエントやパーソナリティ障害をもつクライエントなどに対する心理カウンセリングを行っているということは、不当を越えて、もはや犯罪の域に達しているということです

 

その他、氏が行うという各種の心理療法についても相当の疑念が沸き起こるのですが、この点は、また改めて指摘します。

 

とにかく、心理検査(アセスメント)を行わず、初回面接(インテーク面接)を「お試し」などと称してサービス価格にし、要らん情報は山ほど書かれているにも関わらず、重要な情報は一切公開していないような自称「心理カウンセラー」には騙されないようにしてください。

 

以下、氏のHPとブログです。

是非、皆様の目でご確認下さい。

 

cocoroterrace.jimdo.com

 

 

profile.ameba.jp

 

 

ロールシャッハ・テストができない心理カウンセラーなんて存在しませんから(少なくとも臨床心理師なら実施可能です)、本当にヤバいということが分かります。

 

臨床心理士においても、その実力はピンキリなのですが、それとこれとは別次元の話であるということは、読者の皆様ならご理解下さると思います。

 

最低限、大学院を経た者でないと心理カウンセラーとして存在してはならないというのは鉄の事実・現実なので、皆様、どうぞご注意くださいね!

 

 

それでは今回はこの辺で!

また「似非自称心理カウンセラー」の悪質性について指摘していきますので、どうぞ宜しくお願い致します!

 

 

 

では!