デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

情動生起に関する諸学説~アルバート坊やが墓場で泣いてるぜ~

お昼はきつねうどんを食べたよー!
でもそれだけでは寂しかったので、家にあった卵を入れたよー!
結局、昨日の夕飯と一緒になりました!ギャフン!('ω')ノ


そして少しだけ情動生起についてのまとめを!


【ジェームズ=ランゲ説】
例えば「悲しい」という情動が発生し、涙が出てくる・・・という経過を考えると、通常は、「悲しいから泣く」というものだと思います。
しかし!
この説では逆に、「泣くから悲しい」と発想します。
つまり、「泣く」という生理的覚醒状態がまずあって、それを本人が知覚することにより、「悲しい」という情動が生起する、と考えます。
(ここら辺につき、みささまにより大きな問題が提起されているのですが、それについては後に考えます)
しかし、この説に立つと、自律神経系の覚醒には、通常2秒程度の時間がかかるのに対して、情動の喚起はそれよりも早いという事実を説明できません。

【キャノン=バード説】
この説は、外的刺激は、一方では視床下部を通じて身体末端に伝えられ身体的変化を生じさせる共に、他方では、大脳皮質に伝えられ情動が生起する、と考えます。
この身体的変化と情動の生起は同時に起こる、と考えます。

【シャクター=シンガー説(情動の2要因説】
この説は、外的刺激に対して生じた生理的覚醒状態に対して、それを感じている本人が、その生理的覚醒状態をどのように解釈・認知するか、という二つの要因によって情動が生起する、と考えます。
すなわち、単なる身体的変化のみでは特定の情動は喚起されず、同じ身体的変化であっても、それを「恐れ」と感じるか「喜び」と感じるかは、置かれている状況の解釈のしかた次第である、ということです。

【顔面フィードバック説】
身体反応であっても、自律神経系の反応からのフィードバックではなく、顔面表情に伴う筋肉からのフィードバックが情動喚起に影響を与えているとする考え方です。
この説の根拠となる実験としては、被験者に漫画を見せて、A群はペンを鼻と口の間に挟みながら読み、B群はペンを歯で挟みながら読む、ということをします。
こうすることで、A群は「しかめっ面」になり、B群は「笑顔」に近い表情になります。
その後、漫画の面白さをリサーチしたところ、「笑顔」を作ったB群の方が、より漫画が面白く感じたと報告されました。
(この点、みささまにより大きな問題が提起されていますが、これは後に考えます)



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と、こんな感じで諸説あります。
が、どれも一長一短ですので、これが全て!というような説はありません。
基本的には認知をその根拠とすることが適当かと思われますが、必ずしも認知を媒介とせずに生起する情動もありますので、今後の研究が期待されます。


そして、今から「記憶と忘却」について勉強しますよ!
ここら辺も大学院入試では頻出ですし、問題としても大きなところなので、頑張りますよー!