デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

「似非心理学」を吹聴する「似非自称心理カウンセラー」に一撃~「で、その科学的根拠は?」~

いくら考え方を変えてみたって、実感が持てるような結果が伴わないと意味がないし、逆戻りするだけ。
実感が持てるような結果を生み出すような考え方に変えるならば、その裏には科学(実証研究)に基づいたエビデンス(証拠・根拠)が必要。

「考え方」という言葉を「認知」という言葉に変えてみたら、それは臨床心理学でいう「認知療法」に繋がる。
そしてこの「認知療法」は、科学的な裏付けが取れた、エビデンスに基づくもの。
その効果が、実験や研究によって証明されているんだよね。

なんか知らんが、「似非心理カウンセラー」やら、「似非心理学」を吹聴する「自称心理カウンセラー」や「自称心理学者」が結構いるんだよね。

そのような輩の「似非心理学」と、「ほんまもん」の心理学、臨床心理学を見分ける基準となるのが、先述した「科学かどうか」という点。
つまり、その輩が言っていることが、実証研究や実験によって、科学的なエビデンス(証拠・根拠)に裏打ちされているか、という点を見れば一発なのです。

似非な輩が言うように、「考え方を変える」ということにより、「不適応状態」から脱却できるとするならば、その輩に、
「それは実験や実証研究・メタ研究により証明されていますか?そうだとしたら、そのデータを示してください」
と言えば終わり。

そんなもんある訳ない。
単純に、それこそ「思ったこと」を言ってるだけだから。
つまり「精神論」未満だから。

少なくともオイラがここで書いていることは、全て実証研究や実験、若しくはメタ研究により、科学的な証明がなされている理論です。

中には、「哲学と心理学の融合を試みた!」とか言ってる輩もいますが、そもそも心理学は哲学の中で考察されていた分野です。
それを、1879年にヴントという研究者が、ライプツィヒ大学に世界初の「心理学実験室」を公に設置し、内観法という(当時は)科学的な方法を発明することにより、哲学から分離して、心理学という独自の学問分野になった・・・という経緯があります。

本当に「思いつき」だけで情報を発信しちゃってる輩が本当に多いのです。
そんな輩に引っかからないでもらいたいんだよね。

フロイトが創始した「精神分析」は、以前は「科学的な裏付けがない」として、現代心理学の中である意味異端な地位に就いちゃったりしてたんだけど、今ではメタ研究などにより、その効果が実証的に研究されていて、部分的ではあるにしろ、エビデンスを持ちつつあるんだよね。

心理学、臨床心理学はこのように、「科学」に裏付けられた理論によって支えられています。
決して「思いつき」でやっているものではないのです。

確かに、臨床心理学は実学なので、エビデンスが取れていなくても、具体的に効果が得られるなら、それを臨床実践で行ってみる、ということはあります。
しかし、その場合でも、しっかりと科学的データを取り、事例研究を行い、そこから理論を抽象していく作業を行います。

このように、心理学、臨床心理学は、あくまでも「科学」なんだよね。

ということで、どこにもやたらといる「似非心理学」を吹聴する輩には、その発言についての科学的根拠を問うてみましょう。




それでは一旦この辺で!