デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

自閉スペクトラム症のお話。

精神疾患についての英論を読んだよう!

英文が難しすぎて、内容が入ってこなかったよ・・・

 

唐突に!

 

自閉スペクトラム症における、所謂「ウィングの三つ組みの障害」とは、

①社会的相互作用の障害

②コミュニケーションの障害

③想像力の障害

DSM-5では、①と②が併合され、要件は二つになりました)

 

①の社会的相互作用の障害とは、乳幼児期から親を求めない、視線が合わない、あやしても笑わない、抱かれるのを嫌がる、などのことです。

②のコミュニケーションの障害とは、反響言語(所謂オウム返し)、抑揚の乏しさ、独り言が目立つ、などのことです。

③の想像力の障害とは、日常生活の変化に激しい抵抗を見せる、常同行動(ずっと同じことをしている)、などのことです。

 

また、自閉スペクトラム症児には、「心の理論」が備わっていないと考えられています。

「心の理論」とは、他者には他者の心や信念があり、自分とは異なる心的状態があるということを理解する認知的枠組みのことです。

自閉スペクトラム症児には、これが欠けていると言われています。

因みに、この「心の理論」の有無は、「サリー・アン課題(誤信念課題)」という実験により確認されます。

 

このような特徴を持つ自閉スペクトラム症ですが、最も大切なことは、それを修正していくことではなく、それと共に生きる、所謂「療育」という発想です。

 

そもそも心理学的に「障害」とは、その人の属する社会・文化において要求される行為から著しく外れた状態をいいます。

つまり、「不適応」な状態にあることを指します。

ですので、逆に言えば、「適応」できていれば、その人のその特徴は「障害」ではなくなります。

そのために、環境要因を様々に変化させて、当該児童が生活しやすくなるように工夫していけばよいのです。

 

スペクトラム」(一続きの連続体)という概念が導入されたように、その「障害」のあり方は、程度の差でしかなくなりました。

ですので、自閉スペクトラム症の児童をもつ親御さんは、当該児童を無理に「矯正」するのではなく、「療育」の観点から、その子が生活しやすいように、環境を変えていく努力が求められるのです。

 

 

ということで、唐突に、自閉スペクトラム症のお話でした。

また何か書きますので、その際もどうぞ宜しくお願いします!

 

 

 

 

とにかく燃えるぜ!!