デッドロック心理学。

心理学、臨床心理学についてのモゾモゾした雰囲気。

発達心理学【知能指数(IQ)についての恥ずかしい誤解】

色々な人がいる世の中ですが、ブログなどでIQ自慢をしている人ほど滑稽なものはありません。

 

「IQ=精神年齢/生活年齢×100」

という式で表されます。

つまり、生活年齢が10歳の人が、精神年齢も10歳ならば、その人のIQは100ということになります。

IQは100が標準値になります。

 

この点、10代以下の人ならIQが重要な意味を持ってくるのですが、例えば、生活年齢50歳の人が精神年齢60歳だとしてみましょう。

この場合、この人のIQは標準値の100を越えます。

しかしだからと言って、「凄い!」といえるでしょうか。

 

50歳も60歳も、そんなに変わりはないですよね。

でもIQの式に従えば、IQが高く出てしまうのです。

その意味で、IQという「物差し」は、低年齢の人にしか的確に適応できないのです。

 

また、これも重要なのですが、IQは「頭の良さ」を計測するものではないのです。

これは、「当該年齢における発達の程度」を調べるものなのです。

ですので、低年齢の人で、IQが低く出た場合でも、その際の発達課題は、その後にしっかりとクリアできる可能性が高いのです。

 

この点を無視して、「高IQ=頭が良い・才能がある」などと勘違いして使っている方も多く見られます。

 

本当に、IQ自慢ほど見ていて恥ずかしいものはないので、そんな人を見かけたら、皆様も心の中で突っ込んであげてください。

 

ということで、今回は発達、中でもIQについて書いてみました。

また何か書きますので、その際もどうぞ宜しくお願いします!

 

 

 

コツリコツリ